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dd:: 1行削除 | dd:: カーソル位置の1行削除 dw:: カーソル位置の1単語削除 d$:: カーソル位置から行末まで削除 u:: アンドゥ(もとに戻す) U:: 行の変更をもとに戻す Ctrl-r:: 元に戻した変更を元に戻す |
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* 要するに色々なことが出来るモード | * 要するに,--(ヤバイ・・・)--色々なことが出来るモード |
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* 最後に<Enter>を押して実行します | |
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:q:: バッファを閉じる :w:: バッファを保存する :wq:: バッファを保存して閉じる |
:q <Enter>:: バッファを閉じる :w [filename] <Enter>:: バッファを[filenameというファイル名で]保存する :wq [filename] <Enter>:: バッファを[filenameというファイル名で]保存して閉じる |
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=== ビジュアルモード === * バッファの文字列をコピーしたり,貼り付けたり出来るモード * ここでは説明しません. |
=== ビジュアルモード(コピーアンドペースト) === * コピーを行う文字を指定するモード v:: カーソルからビジュアルモードに移行する V:: 行単位で選択するビジュアルモードに移行する y:: 指定した文字列をコピー(ヤンク)する p:: コピー(ヤンク)した文字列をペーストする === 検索及び置換 === * 必要だと言われたので / [word] <Enter>:: 順方向への検索 ? [word] <Enter>:: 逆方向への検索 n:: 順方向に次の文字を検索する N:: 逆方向に次の文字を検索する %:: カーソル下の括弧に対応する括弧に移動 r:: カーソル下の文字を置換します cw:: カーソル位置の1単語を置換(挿入モード) c$:: カーソル位置から行末まで置換(挿入モード) :s/old/new:: はじめのoldをnewに置換 :s/old/new/g:: 行のすべてのoldをnewに置換 :%s/old/new/g[c]:: ファイル中のすべてのoldをnewに置換 * /や?に文字列を書かずに実行した場合,前回行った検索内容で検索します * n == /(noword), N == ?(noword) * 置換に'c'を加えると毎回確認を求めます |
やさしいVimのつかいかた
前書き
- テキストエディタvimの使い方の基礎を書きます.
- このページでは最低限必要だと思われることを書きます.
- 私はemacsを常用しています
- C-xC-cさえ覚えていればメモ帳代わりに使えるので…
- 宗教戦争は不毛です
vimとは
- テキストエディタ"vi"の発展版
- コードや設定ファイルを編集するのに特化している
- キーボードのみでの操作を前提としている
- モードという概念がある.主に使われるのは4つ
- ノーマルモード
- 挿入モード
- コマンドラインモード
- ビジュアルモード
操作方法
- $ vim [option] [filename] で起動します
ノーマルモード
- 起動時はノーマルモードになります.
- ノーマルモードはその名の通り基本的なモードです.
- カーソルの移動,文字の削除などを行う
- 他のモードへの移行はこのモードから.
- 「Esc」キーを押すことで,他のモードからノーマルモードに移行する.
- 困ったときは「Esc」
- 「Esc」キーを押すことで,他のモードからノーマルモードに移行する.
- Esc
- 他のモードからノーマルモードに移行
- h
- カーソル移動←
- j
- カーソル移動↓
- k
- カーソル移動↑
- l
- カーソル移動→
- x
- カーソル位置の文字を削除
- X
- カーソル位置の前の文字を削除
- dd
- カーソル位置の1行削除
- dw
- カーソル位置の1単語削除
- d$
- カーソル位置から行末まで削除
- u
- アンドゥ(もとに戻す)
- U
- 行の変更をもとに戻す
- Ctrl-r
- 元に戻した変更を元に戻す
- なおこれらのコマンドは,コマンドを入力する前に数字を入力することで,その回数分実行します.
- 例: 3dd → 3行削除
挿入モード
- 文字をバッファに書き込むモード.
- ノーマルモードで「i」や「a」などを押して移行します.
- 「Esc」でノーマルモードに戻ることができます.
それ以外に説明することが無い
- i
- カーソル位置の前から挿入を開始する(insert)
- a
- カーソル位置の後から挿入を開始する(append)
コマンドラインモード
- ファイルを保存したり,開いたり,文章から文字列を検索したり,置換したり(ry
要するに,ヤバイ・・・色々なことが出来るモード
- 「:」を押すことで画面下部にコマンドラインが出てくる.
- ここに文字列を入力することで色々なことが出来るらしい.
最後に<Enter>を押して実行します
- 「Esc」でキャンセルする
- コマンドラインモードのコマンドは「:」をつけて紹介します
- :(コロン)
- コマンドラインモードに移行する
- :q <Enter>
- バッファを閉じる
- :w [filename] <Enter>
- バッファを[filenameというファイル名で]保存する
- :wq [filename] <Enter>
- バッファを[filenameというファイル名で]保存して閉じる
- コマンドの後に「!」をつけることで「強制的に」という意味を付加することが出来る.
- 例: :q! → 変更を無視してバッファを閉じる
ビジュアルモード(コピーアンドペースト)
- コピーを行う文字を指定するモード
- v
- カーソルからビジュアルモードに移行する
- V
- 行単位で選択するビジュアルモードに移行する
- y
- 指定した文字列をコピー(ヤンク)する
- p
- コピー(ヤンク)した文字列をペーストする
検索及び置換
- 必要だと言われたので
- / [word] <Enter>
- 順方向への検索
- ? [word] <Enter>
- 逆方向への検索
- n
- 順方向に次の文字を検索する
- N
- 逆方向に次の文字を検索する
- %
- カーソル下の括弧に対応する括弧に移動
- r
- カーソル下の文字を置換します
- cw
- カーソル位置の1単語を置換(挿入モード)
- c$
- カーソル位置から行末まで置換(挿入モード)
- :s/old/new
- はじめのoldをnewに置換
- :s/old/new/g
- 行のすべてのoldをnewに置換
- :%s/old/new/g[c]
- ファイル中のすべてのoldをnewに置換
- /や?に文字列を書かずに実行した場合,前回行った検索内容で検索します
- n == /(noword), N == ?(noword)
- 置換に'c'を加えると毎回確認を求めます
あとがき?
- 分からないこと,知りたいことがある場合は
- 他の人に聞く
- $ man vim
- vimで :help
- グーグル大先生
- 暇な時に $ vimtutor ja でもやってみましょう