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2012-03-09 20:55:29時点のリビジョン1

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clear/note/2012-03

MMA

2012年3月

03/09

B版用紙の罠

用紙サイズのB版にはJISのものとISOのものがあり、これらは違うサイズである。日本で言うところのBはもちろんJISの方だが、世界的にはISOの方が一般的らしい。

JIS

ISO

B4

257x364

250x353

B5

182x257

176x250

(ともにmm x mm)

と、当たれども遠からずな違いなので間違いやすい(というより、間違っていても気づきにくい)。ps2psとかps2pdfみたいなPSファイルをどうこうするコマンドにおいて、用紙サイズを指定する-sPAPERSIZE=hogeというオプションがあるが、これに渡す用紙サイズのb4とかb5はISOの方を表している(JISではない)。JISの方ならjisb4とかjisb5と指定する必要がある。これに気づかないと変な寸法のファイルができて印刷した時に悲しい気持ちになれる。

ちなみにgs(1)によれば、これらの用紙サイズはgs_statd.psというファイルで定義されているらしい。

他にもb4とかb5がISO規格の方を指しているものがあるので、使うときは注意が必要。上述のようにjisのものも使えるようになっていれば問題ないが、無い場合用紙サイズを自ら指定する必要がある。(最近確認した例ではpsnupがそうだった模様)