ログイン
編集不可のページディスカッション情報添付ファイル
"alstamber/DeutscheGrammatikZumLesen"の差分

MMA
2と3のリビジョン間の差分
2011-06-25 01:10:06時点のリビジョン2
サイズ: 10770
編集者: alstamber
コメント:
2011-10-26 05:57:55時点のリビジョン3
サイズ: 10770
編集者: alstamber
コメント:
削除された箇所はこのように表示されます。 追加された箇所はこのように表示されます。
行 56: 行 56:
 * 例文:Niemand ist auf der Strasse zu sehen.(誰も大通りには見えない)  * 例文:Niemand ist auf der Straße zu sehen.(誰も大通りには見えない)
行 63: 行 63:
 * Der Junge, (der) morgen von Muenchen kommt, ist mein Freund.  * Der Junge, (der) morgen von München kommt, ist mein Freund.
行 68: 行 68:
   * morgen von Muenchen kommtをとりあえず訳してみよう。「明日ミュンヘンからくる」という意味になることに気づく。
   * さてこのmorgen von Muenchenには主語がないことに気づく。実はこの主語はコンマの前にあるDer Jungeである。
   * morgen von München kommtをとりあえず訳してみよう。「明日ミュンヘンからくる」という意味になることに気づく。
   * さてこのmorgen von Münchenには主語がないことに気づく。実はこの主語はコンマの前にあるDer Jungeである。
行 72: 行 72:
 * Er ist ein Mensch, (den) andere betruegt.  * Er ist ein Mensch, (den) andere betrügt.
行 75: 行 75:
 * Er betreut einen Jungen, (dessen) Vater vermisst ist.  * Er betrüt einen Jungen, (dessen) Vater vermisst ist.
行 102: 行 102:
 * Goethe ist das groesste Dichtergenie, (das) die deutsche Nation der Welt geschenkt hat.  * Goethe ist das größte Dichtergenie, (das) die deutsche Nation der Welt geschenkt hat.
行 105: 行 105:
    * das groesste Dichtergenie は形容詞の最上級を伴った形である。     * das größte Dichtergenie は形容詞の最上級を伴った形である。
行 109: 行 109:
 * Menschen, (die) mit Leichtigkeit fremde Sprachen erlernen, haben gewoehnlich einen starken Charakter.  * Menschen, (die) mit Leichtigkeit fremde Sprachen erlernen, haben gewöhnlich einen starken Charakter.
行 115: 行 115:
 * Jede Frau hat zwei Waffen, gegen (die) der Mann machtlos ist: ihre Zunge und ihre Traenen.  * Jede Frau hat zwei Waffen, gegen (die) der Mann machtlos ist: ihre Zunge und ihre Tränen.
行 120: 行 120:
   * ihre Zunge und ihre Traenenの部分は普通の独文を訳す方法で訳す。    * ihre Zunge und ihre Tränenの部分は普通の独文を訳す方法で訳す。

なにこれ

UEC1年生向けの選択独語及び2年生向けの独語演習にて使用されている「Deutsche Grammatik zum Lesen」をもとに、ドイツ語を読むための文法を学ぶためのメモのページです。自分の為に作ったものなので、あまり参考にならないかもしれませんが読んで損はないかもしれません。

  • 都合により途中から作成をしています.


Lektion 9

  • いわゆる現在完了形、それから英語で言うところのsomebodyとnobodyの使い方を勉強する.

完了形

  • 完了形の大まかな形は下のとおりである.

  habenかsein + 文末に過去分詞
  • 英語とはかなり構造が違うので注意.
  • habenを使うかseinを使うかは過去分詞になる動詞が何かによって決まっている. →覚えないといけないがテストは辞書持込みおkなので別に覚えなくても苦労しない.
    • 使い分けの原則:他動詞(〜を……する的な動詞)は全部haben.
    • 使い分けの原則2:自動詞はhabenのやつもあるしseinのやつもある. 大まかには「〜がどこかへ移動する」的ニュアンスを持つ動詞はseinを使うことが多い.
      • 例えばfahrenとかkommenとか.
  • habenもseinも動詞なので、実際に文章に使われるときは主語の形によって変化する.
    • 例えば、主語がichなら Ich habe die Arbeit getan. となるし 主語がErなら Er hat die Arbeit getan. です
  • habenやseinが現在形なら「現在」完了形と呼ぶ。過去形なら「過去」完了形という。
  • 過去、現在とくれば、未来完了形というのもあるけどあとで。

現在完了形と過去形の使い分け

  • どちらも今より昔に何かがあったという意味では変わらない。
  • 英語ではきちんと使い分けるが、ドイツ語はぶっちゃけどっちでもいい感じ。

  • 厳密に言えば、物語なんかで「こんなことが昔ありましたー」といった自分からは関係が薄い事実を述べるときに過去形をあえて使うらしい。
  • ↑みたいなこと書いたけど、ドイツ語では過去を表す=現在完了形と思っていい。 過去形はあまり使わない。

いや俺は厳密な使い分けを知りたいんだという人へ

  • 過去形と現在完了形に存在するニュアンスの違いは、「現在へ繋がっているかつながっていないか」である。
    • 過去形は単に昔こんなことがあった、という事を言ってるだけでそれが今どうなってるかとか、その結果今はこうだとかいう情報には一切触れてない。
    • 現在完了形は昔こんなことがあった、それは今もある程度影響してるし、今はこうなってる、みたいな含みを持っている。
      • よく現在完了形は「完了、継続、経験」を表すと学校で習うけど、これは「完了した結果今こうなってる」、「以前から継続していて、今もそれが続いてる」、「昔経験した結果今もその経験がいきている」などと今とのつながりという点で共通してる。
    • 過去完了形は同じように考えれば、「昔何かがあった、それがその後のこと(これはやっぱり今から見れば過去のことなんだけど)につながりを持っていた」という状況を述べていることになる。
    • 未来完了形も同じように考えれば、「以前、または今何かが起きた、それが未来にも何らかの影響をおよぼすだろう」というニュアンスを含んでいることになる.

過去完了形と大過去

  • なにか過去に起きたことがあって、同じ文の中でそれよりさらに前のことを言いたい時に過去完了形を使う。
  • なぜ過去完了形を使うのかといえば、今から見て昔の出来事に、それより更に前の出来事が影響を与えている、という考え方をするからである。

助動詞を完了形にくっ付けるには?

  • 復習:助動詞は動詞の原形と合わせて使うパターンと動詞の原形がくっつかないパターンがあった。
    • 前者を「助動詞」、後者を「本動詞」といちおう呼ぶことにする。
  • 助動詞として使われるパターンを完了形にするときは、助動詞を過去分詞形にはしない→原形のままにする

  • 本動詞として使われるパターンを完了形にするときは、助動詞を過去分詞形にする。

jemandとniemand

  • 英語で言うところのsomebodyとnobody
  • ご丁寧に格変化する。

主格

jemand

niemand

属格

jemandes

niemandes

与格

jemandem

niemandem

対格

jemanden

niemanden

  • 実は男性名詞につく形容詞の変化と一緒。
  • 例文:Niemand ist auf der Straße zu sehen.(誰も大通りには見えない)
  • 例文2:Sind Sie jemandem begegnet? (誰かにお会いになりましたか?)


Lektion 11

  • 関係代名詞および関係副詞を学ぶ。

練習1

  • Der Junge, (der) morgen von München kommt, ist mein Freund.
    • 明日ミュンヘンからくる男の子は、私の友達だ。
      • Der Jungeは男性名詞で頭にDerがついてるから、1格。つまり主語。
      • とりあえず後ろのコンマの部分は飛ばして、ist mein Freundを考える。これは「私の友達です」という意味だ。
      • そのあとコンマの部分を考えてみる。これは前にあるDer JungeがどんなDer Jungeかを説明している。
      • morgen von München kommtをとりあえず訳してみよう。「明日ミュンヘンからくる」という意味になることに気づく。
      • さてこのmorgen von Münchenには主語がないことに気づく。実はこの主語はコンマの前にあるDer Jungeである。
      • だからカッコの中には男性名詞1格を表す関係代名詞derが入る。
  • Er ist ein Mensch, (den) andere betrügt.
    • 訳ができてない。あとでやる。
  • Er betrüt einen Jungen, (dessen) Vater vermisst ist.
    • 彼は父が行方不明になっている男の子を世話している。
      • とりあえずコンマの後ろはあとで考えることにして、それ以外の部分を訳す。「彼は男の子を世話している」となる。
      • コンマより後ろはeinen Jungenを修飾している。括弧内には当然関係代名詞が入る。
      • カッコより後ろをとりあえず訳してみると、「父が行方不明になっている」となる。
      • そこで先に来ているeinen Jungenとこの「父が行方不明になっている」という文章がどうすればうまく結びつくか考える。
        • einen Jungenの父が行方不明になっている、と考えるとうまくいきそうだ。
      • というわけで男性2格の関係代名詞であるdessenを入れる。
  • Sie hat einen Mann, ( ) sie nicht mehr liben kann.
    • 綴りミスか?訳せない。libenなんて単語はないような。
  • Der Herr, mit (dem) ich gestern abend im Theater Bekanntschaft gemacht habe, ist ein bekannter Maler.
    • 私が昨晩映画館で知り合った男性は著名な画家だ。
      • mit は3格支配なので考えるまでもなく男性3格のdemが来る。
      • Bekkantschaft mit (3格) machenで「(3格)と知り合いになる」という意味。今回の場合はgemacht habeとなってるから現在完了形。
      • 関係代名詞になる部分がもともと前置詞を伴ってる時は、前置詞と一緒に前に出てくる。
  • Kennen Sie die Dame, (die) neben dem Herrn Buergermeister sitzt?
    • あなたは市長の隣にすわっている婦人を知っていますか?
      • まずコンマより前を訳す。「あなたは婦人を知っていますか?」となる。
      • コンマより後ろを訳してみる。「市長の隣にすわっている」となる。
      • 前と後ろの関係を考えて、「婦人が市長の隣にすわっている」となればいいから、カッコの中には女性1格すなわちdieが入れば良い。
  • Die Freundschaft, (die) der Wein gemacht hat, wirkt, wie der Wein, nur eine Nacht.
    • 割と有名な人の言葉らしい。まだ訳してない。
  • Goethe ist das größte Dichtergenie, (das) die deutsche Nation der Welt geschenkt hat.
    • ゲーテはドイツが世界に贈った最も偉大な天才詩人である。
      • 例によってコンマの前を訳す。「ゲーテは最も偉大な天才詩人である」となる。
        • das größte Dichtergenie は形容詞の最上級を伴った形である。
      • コンマの後ろを訳そう。「ドイツが世界に贈った」となる。(Nationの訳し方が微妙かもしれない)
      • 前と後ろの関係を考えると、「ドイツが天才詩人を贈った」と考えるのが自然だから、中性4格のdasをカッコに入れる。
  • Menschen, (die) mit Leichtigkeit fremde Sprachen erlernen, haben gewöhnlich einen starken Charakter.
    • 外国語をたやすく学ぶ人々は、ふつう強い性格を持っている。(訳が微妙い)
      • とりあえずコンマで区切られている真ん中はおいておいて、訳すことにする。「人々は通常強い性格(キャラクター) を持っている」となる。
      • コンマで区切られた場所を訳してみる。「たやすく外国語を学ぶ」となる。
      • 「人々がたやすく外国語を学ぶ」とするとうまくつながるので、カッコの中は複数1格のdieである。
  • Jede Frau hat zwei Waffen, gegen (die) der Mann machtlos ist: ihre Zunge und ihre Tränen.
    • どんな女性も男性が打ち勝てない二つの武器を持っている。舌と涙である。
      • gegenは4格支配だから、考えるまでもなく複数4格のdieが入る。
      • コンマの前をとりあえず訳してみる。「どんな女性も二つの武器を持っている」となる。
      • gegen die der Mann machtlos istを訳すことにする。順番がぐちゃぐちゃだが、der Mannが主語である。「男が打ち勝てない」となる。gegen die のdieがzwei Waffenを表している。
      • ihre Zunge und ihre Tränenの部分は普通の独文を訳す方法で訳す。

alstamber/DeutscheGrammatikZumLesen (最終更新日時 2011-10-26 05:57:55 更新者 alstamber)