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2013-06-07 17:10:08時点のリビジョン5

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alstamber/2013FreshmanRubySeminar5

MMA

クラスもオブジェクト

クラスはオブジェクトを作るための設計図だという話をしました。
ここで驚くべき話があります。実はRubyではクラスもまたオブジェクトなのです!!!!!

RubyではクラスはClassというクラスのインスタンスになっています。

となると当然疑問が湧いてきます。Classというクラスはどのクラスからつくられているの?という疑問です。
答えを正確に説明するのは難しいのですが、ここではClassというクラスのインスタンスは自分自身から作られている、という説明にとどめておきます。

クラスインスタンス変数

クラスもやっぱりオブジェクトなので、今までみてきたオブジェクトと同じように変数を持ったりメソッドを持ったりできます。
最初に、クラス自体のインスタンスが持っている変数についてみていくことにしましょう。

クラス自体のインスタンスが持っている変数をクラスインスタンス変数といいます。そのまんまですね。

クラスインスタンス変数の作りかた

クラスインスタンス変数を作るには次のようにします。

   1 class Hoge
   2     @a = (初期値)
   3 end

ただのインスタンス変数となにが違うのかみてみましょう。

   1 class Hoge
   2     @a = (初期値)
   3 
   4     def f
   5         @b = (初期値)
   6     end
   7 end

インスタンスメソッドの中で定義されるとインスタンス変数になり、外で定義されるとクラスインスタンス変数になります。

クラスメソッド

次はメソッドの話です。クラスも通常のオブジェクトと同じようにメソッドを持つことができます。
このようなメソッドをクラスが持っているメソッドなのでクラスメソッドといいます。

クラスメソッドの定義

クラスメソッドは次のように定義します。

   1 def Hoge
   2     def Hoge.f
   3         (処理)
   4     end
   5 end

メソッド名の頭にクラス名を書けばよいことがわかりますね。

クラスには親子関係がある

Objectクラス