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2011-04-26 02:04:56時点のリビジョン2
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編集者: ytoku
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2011-04-26 02:25:44時点のリビジョン3
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編集者: ytoku
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あるサーバに属するクライアントから、別のサーバに属するクライアントへの通信ではサーバ同士でメッセージを交換することによっ複数のサーバを経由して届けます。 クライアントの属するサーバが異なる場合にはサーバ同士でメッセージを交換て複数のサーバを経由して目的のクライアントまで届けます。
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サーバAにログインしているクライアントxと、サーバCにログインしているクライアントyの間でメッセージをやりとりするとします。 二つのクライアントが属するサーバが同一であれば、そのサーバが仲介してメッセージを届けます。メッセージは他のサーバには伝わりません。

二つのクライアントが属するサーバが異なる場合には、経路上にあるサーバをいくつか経由して目的のクライアントまでメッセージを届けます。やはり経路上にはないサーバにはメッセージは伝わりません。

例として、サーバAにログインしているクライアントxと、サーバCにログインしているクライアントyの間でメッセージをやりとりするとします。
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チャンネルに送信されたメッセージは、そのチャンネルに参加しているクライアントにのみ送られます。
そのチャンネルに参加しているユーザがいないサーバに対しては、そのサーバが途中経路になっていない限り送信されません。

構造から見るIRC基礎知識

RFCの概念部分に書かれている内容をかいつまんで解説します。

参考文献 RFC2810, RFC2811

ネットワーク構造

IRCはInternet Relay Chatの略であり、その名の通りリレー(バケツリレーですね)によってメッセージを届けるチャットシステムです。 複数のサーバ間でスパニングツリー状のネットワークを構成し、ネットワークにループは存在しません。 クライアントは一つのサーバに接続しておき、サーバを介してメッセージを他のクライアントに届けます。 クライアントの属するサーバが異なる場合には、サーバ同士でメッセージを交換して複数のサーバを経由して目的のクライアントまで届けます。 クライアント同士が直接通信することはありません。

サーバはクライアントにメッセージを選択的に届けるために、どのクライアントがどのサーバにいるかという情報を知らなければなりません。 そこで、クライアントの情報はラベルと呼ばれる機能で管理され、サーバ間で共有されます。

スパニングツリー
  • TODO
ラベル
  • TODO

メッセージの流れ

1対1通信

二つのクライアントが属するサーバが同一であれば、そのサーバが仲介してメッセージを届けます。メッセージは他のサーバには伝わりません。

二つのクライアントが属するサーバが異なる場合には、経路上にあるサーバをいくつか経由して目的のクライアントまでメッセージを届けます。やはり経路上にはないサーバにはメッセージは伝わりません。

例として、サーバAにログインしているクライアントxと、サーバCにログインしているクライアントyの間でメッセージをやりとりするとします。 サーバAはサーバB、さらにサーバBはサーバCとサーバDに接続されているとしましょう。 クライアントxからクライアントyにメッセージを送る場合に、その経路上にはサーバA,B,Cがあります。 よってサーバAからはサーバBに送信され、サーバBからサーバCに送信されることによってクライアントyの元までメッセージが届きます。 経路上にないサーバDにはメッセージが送られません。

チャンネル

チャンネルに送信されたメッセージは、そのチャンネルに参加しているクライアントにのみ送られます。 そのチャンネルに参加しているユーザがいないサーバに対しては、そのサーバが途中経路になっていない限り送信されません。

ytoku/IRC (最終更新日時 2011-05-02 14:58:36 更新者 ytoku)