Travelogue Erlang
端書
プログラミング言語の構造には様々な種類が存在する。
一例を挙げると、皆さんが最初に触れるかもしれないC言語の様な「手続き型言語」。
これと対になるのが、今回皆さんに紹介したいErlangの様な「関数型言語」である。
関数型言語は、処理の過程で変数は変化しない。つまり、定数と化す。
また、for文の様なループ構文も存在しない。
全ての処理は再帰を用いて関数を呼び出す事で行う。
これを書き記す大きな理由としては、実際に文字として残す事で理解を深めたいという事がある。
また、皆さんの中に関数型言語、特にこのErlangについて興味を持つ方が現れて欲しいという願望もある。
手続き型言語を深く極めた方々にとっては、関数型言語は酷く理解不能な構造かもしれない。
然し、浅く触れた方々であれば、C言語等の呪縛に囚われていない。
それら手続き型言語との違いを理解しながら特に気にせず学習出来るのかもしれない。
始めるのに遅いは無い。さぁ、始めよう。
これを書き記すにあたって、参考とする予定の文献を以下に示す。興味があれば購入するのも良いだろう。
Francesco Cesarini, Simon Thompson, 訳:佐藤 嘉一. 2010.『Erlangプログラミング』. O'Reilly Japan.
柏原正三. 2007. 『プログラミング言語Erlang入門』. 株式会社アスキー
Erlangの利点
勉強が進んだら少しずつ書いていく予定。