はじめに
まず、この章の内容は家で予め終えてきてください。一つ一つの作業にかなりの時間がかかる上に、大量のファイルのダウンロードが必要なためUEC Wirelessにかなりの負荷が掛かってしまいます。
必要なファイルのダウンロード
Javaはマシンの上で直接動作するのではなくJava VMの上で動作するプログラミング言語なので、
環境ごとにコンパイルが必要なCなどの言語とは違い、一度コンパイルすればJava VMが存在する全ての環境で実行可能という特徴がある。
Javaを始めるにはまずJDKというJavaを動かすソフトが必要だからダウンロードしよう。
今回はMinecraftのModを作成することを目的とするから、Mod制作に必要なツールの詰め合わせも合わせて落とす。
そして、Javaで開発をするなら殆どIDEが必須なので次節に示すもののうちどちらかを落とす。
リンク集
ファイルの整理
MDKを展開した場所にあるsrcディレクトリを削除して、このリポジトリのsrcディレクトリをそこに移動。もしくは、
ここからzipファイルを落として展開する。
次に、build.gradle
を開き次のように編集する。
com.yourname.modid
をclub.mma.(自分のMMA ID).seminar
archivesBaseName = 'modid'
をarchivesBaseName = 'javaseminar'
examplemodsareus
をすべて自分のMMAIDに置き換えるexamplemod
をseminar
ビルドスクリプトの起動
Eclipseを使う場合
Eclipseで適当な所にワークスペースを作成。開いたら、インポートからGradleプロジェクトを選択、
MDKを展開したディレクトリを指定して完了をクリックししばらく待つ。
そうしたら、右のタブに「Gradle実行」というものがあるので、そこの「genEclipseRuns」と「eclipse」という
項目をこの順番に実行する。
src/main/java
を開いて中にあるclub.mma.mmaid.seminar
を右クリックしリファクタリング>名前の変更を選択。club.mma.mmaid.seminar
をclub.mma.(自分のMMA ID).seminar
に書き換える。
Eclipseを再起動して実行ボタン(上の三角)を押してMinecraftが立ち上がったら成功。
InteliJを使う場合
MDKを展開した場所を「プロジェクト」の「開く」から開く。セーフモードの案内が出たら「プロジェクトを信頼」をクリックする。すると、読み込みが始まるのでしばらく待つ。
「ファイル」の「プロジェクト構造」からダイアログを開き、SDKの欄にtemurin-17
があればそれを選択し、無ければ、SDKの追加>JDKのダウンロードからバージョン17でベンダーEclipse Temurin(AdoptOpenJDK HotSpot)
としてダウンロードを実行する。言語レベルをSDKデフォルトとした後、「ファイル」から「設定」を選び「ビルド、実行、デプロイ>ビルドツール>Gradle」から「Gradle JVM」にプロジェクトSDKを選択。
右端にあるGradleツールバーを選択する。もし、表示されていなければ左下にあるをクリックすると表示される。
をクリックし画面下側のビルドをクリックして待機する。
BUILD SUCCESSFUL
と表示されれば成功。
src/main/java
を開いて中にあるclub.mma.mmaid.seminar
を右クリックしリファクタリング>名前の変更を選択。club.mma.mmaid.seminar
をclub.mma.(自分のMMA ID).seminar
に書き換える。
右側のGradleツールウィンドウで「forgegradle runs」を開き「genIntellijruns」をダブルクリック。ビルドウィンドウでBUILD SUCCESSFUL
と表示されたら、右上の「~ [genIntellijRuns]」と表示されている所の選択肢にrunClientがあるのを確認したらその隣の実行ボタンを押して、Minecraftが立ち上がったら成功。
もし、runClientが無ければ「すべてのGradleプロジェクトの再ロード」をクリックして、しばらく待つ。
以上の手順で上手くいかない点があれば、当日に対応する。